教育実践(STEAMIC教育)

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本校教育実践(STEAMIC)について

≪本年度研究主題≫
自分を生かし創る子供を育てる ―STEAMIC教育を通して―

鳴門教育大学附属学校におけるSTEAMIC教育

 鳴門教育大学の附属学校では、STEAMIC教育に取り組んでいます。このSTEAMIC教育は、STEAMとICの二つから構成されています。
 文部科学省では、各教科等の学びを基盤とし、様々な情報を活用しながらそれらを統合し、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結び付けていく資質・能力の育成を目的として教科等横断的な学習を推進しています。これを受けて、本学附属学校では、STEAM教育を「社会、自然、生活も含めた現実世界に関する問題発見・解決に向けて、S、T、E、A、Mの視点を取り入れ、個性・能力を発揮して創造的成果につなげられる基礎力を養う教育」と捉え、総合的な学習の時間を中心として教科横断的な学習を行っています。また、STEAM教育を推進していくための土台作りとして、各教科において、探究的な学習や発見のある学習など、学習者が主体的に取り組む授業実践を行っています。
 各教科の授業でも、STEAM教育の視点を踏まえることによって、それぞれの教科の目指す資質・能力を育成するとともに、学習や日常生活等の様々な場面で、多様な見方を身に付け、自由に考えを深め、様々な事象を価値づけ関係づける力を育成することができると考えています。さらに、各教科の学習による様々な知識と技能を身に付け、総合的な学習によって培った、それぞれの感性を基に工夫を重ね、新たな価値を創造する力を身に付けた学習者たちが、Inclusive Citizenship の視点を取り入れた学習活動を経験すること通して、多様性を包括し、互いの人権や価値観を尊重し、より良い社会構築のために積極的に社会に参画し、協働しつつ問題解決に当たることのできる人材へと成長することを支援していきます。